RANRANRAN DA

Oct 18
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彼の場合は最初から「お客様にどうやって問いかけるのだ」というところからスタートするので。ものによっては、最初にテレビコマーシャルをつくっちゃって。例えばテレビコマーシャルを作って、そこと同じ製品を作る感じですよね。デザインも、まずデザインがあって「もうこの中に必ず入れろ」なのですよね。「基盤を作って、具体的にこうなって、大きさとしてこうなる。そうするともう、形は、これ以上どうにもなりません」という発想ではなくて、とにかくここまでこう薄くしろとか、この大きさにしろとか、あるいは、ファンの音はうるさいから、ファンがなくていいように熱を通すようにしろとかいう、そこから入る。極端なケースは、まずテレビコマーシャルを作る。あるいはプレスリリースを作る。そこから製品を形にしていく順番ですよね。全部が全部の製品でやっていたわけではないですが、そういう製品作りもあって。iMacは最初のボンダイブルーという色から5色のカラーを作ったのですね。あれは典型的にテレビコマーシャルを先に作って、このカラーの組み合わせがきれいだと。で、あの形を製品に作っているのですけどね。お客様に対して何をご提供するのだという視点から発想をスタートさせるとすると、確かに、プレスリリースやテレビコマーシャルから発想するのはある意味で自然ですよね。要するにできたものを売っている会社ではないのですよね。できたものを売るという発想ではなくて、お客様に対して何がベストなのかを考えてそれを実現化していくと。で、とにかくパーフェクトに実行してくのだと。だから戦略はシンプルにして独特なことをやる必要はないと。戦略よりもいかにパーフェクトに実行できるかがやはりキーなのだと。