<風邪にかかりやすいとはどういうことか>
ひとつの理由はウイルスに暴露されやすい環境にいる事です。例えば銀行員(都市伝説かも知れません)。ただ社会生活を営む以上、ウイルスに暴露されないことは困難です。大学で風邪が流行ったりするのは、ちょうど年齢が若いことと、感染防御に対する意識が欠けるという事が重なるからでしょう。従って啓発は重要であり、たとえばインフルエンザの防御に関しては京都大学の保健室のホームページは良くできています。ちなみに慶応大学の保健室のホームページはこちらです。両方とも良くできていますが、みなさんのニーズを満たしているのかどうか。ポータル(表玄関)としての出来は今ひとつかもしれません。こういう隙を見つけたら、むしろみなさんが役立つ番(例えば新しいホームページを提案する)ですから頑張って下さい。
ふたつめの理由はウイルスがのどにアプローチしやすい理由があることです。
手洗いはちゃんとしてありますか?ジュースの回しのみをしていませんか?おはしを共有したりしていませんか?普段鼻呼吸をしていますか?おしゃべりに一生懸命になりすぎると鼻呼吸を忘れてしまいますよ。鼻はちゃんと通っていますか?(副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎などがないですか?)寝ているときに口を開けていませんか?通常、ライノウイルスは33度以上ではあまり増殖しないのだそうです。従って口です~す~息をしている方が粘膜の温度が下がるのではないかと思いますし、実際口呼吸をしている人の方がのどを痛めやすいと思います。もともとのどを保護している粘液が乾いて荒れやすい、そこに病原菌が付着したりウイルスが感染しやすいという理由があるのだと思います。
みっつめの理由は(すでに上にお示ししたような)免疫反応には個人差があって、例えばもっているIgAが多少不利であったり、唾液が少なかったり、あるいはあまりご飯を噛まない人でそのために唾液が相対的に少なかったりという理由があるのかもしれません。
<風邪の予防は出来るのか>
口からウイルスが入らなければ良いのですから、あちこちに触った手でものを食べたりしない、鼻をほじったりしない、ましてや爪を噛んだりしないなどの注意は最低限必要です。手はいつも洗っておきましょう。飛沫に関しては避けようがないと思いますけれど、空調の方向に注意しなるべく教室内では風下に座らないなど気をつけると良いかも知れません。ウイルスに暴露されてから15分以内ならば「塩水によるうがい」で感染予防ができるらしいですから、まめなうがいは効果があるでしょう。
<他にないの?>
なんだ、これだけか、と思うでしょう。
人により少し対処方法を変えますが、大体このくらい地道です。一次予防なんてものは。
では個別にどんなアドバイスをすることがあるのでしょうか。過去を振り返って、そして自分の経験からいくつか書いておくことにします。効いたよ、効かないよ、教えて下さい。
■マウスピースは効果がある場合がある。
口を開けて寝てしまうタイプの人には効果のある方法がこれです。実際自分も入れて寝ていた時期があります。口が渇かなくて良かったですよ。
■鼻づまりを治す。
鼻づまりがある人なら、耳鼻科に行けばムコダイン・オノンぐらいは処方して下さるかもしれません。判断は専門の先生にお任せしますが。
■イソジンうがいぐすりは避けた方が無難。
塩水の方が確実です。もともとのどが乾いて荒れている場合はそれを悪化させるので止めた方がよろしいです。
■ガムデンタルリンスノンアルコールタイプは効く。
イソジン同様、アルコール入りのマウスウォッシュは全部使ってはいけません。自分が使ってみて一番良かったのがこれです。ナイトなど余計な付加価値をつけた商品もありますが、オリジナルがベスト。
■エキナセアは効いた。
エキナセア入りのお茶などが売っていて、そんなに高価ではないけれど、効いた気がしました。どうしてかは知らない。
■カテキンとかプロポリスは自分はだめだった。
吸着作用のせいか、のどがかさかさしちゃってだめでした。プロポリスはのどがさらに荒れた気になって自分はだめでした。殺菌作用はあるはずなんですが。
■マヌカハニーは効いた。ハチミツも効く。
自分は効きましたね。高いけれど、マヌカハニー。でも偽物もあるかもしれないなあ。
■亜鉛は効いた気がする。
アメリカに良くあるんですが、風邪に亜鉛のサプリメント飲むんですよね。まあ過剰な免疫反応を抑制するのかも知れない。
■ビタミン類は効いたかどうか、わからない。
もともとビタミン慣れしてるせいか、自分には効果不明。
■ミントなどハーブ類は効く。
咳も止まりますしね。エッセンシャルオイル吸いすぎるとのど乾きますけれど。
■ヴェポライザーはもってます。
ヴェポライザーって吸入器の事。電機屋さんで売ってますよ。結構やってます。
■ツムラ小柴胡湯加桔梗石膏は好きです。
漢方薬なんですけれどね、麻黄湯とか葛根湯も使いますけれど、のどが痛いときには結構これです。
漢方薬局でも買えますが、「高価な」薬ですよ。
■鼻うがいも好きです。
鼻咽腔炎というのがあって、のどのちょっと上、鼻の裏側あたりが痛いときにはこれが効きますね。
塩水でうがいして下さいね。
とまあ、全部じゃないんですがリストにしてみました。
神経症的に多いですね!自分でもあきれました。
しかし、アメリカに留学している間、風邪で医者なんか行けないわけで、自分で研究してやってみた結果がこれです。市販の薬を入れてませんが、抗ヒスタミン薬が大嫌いなので私はお勧めしません。鎮痛・解熱薬は市販のもので良いと思います。抗ヒスタミン薬が入ってない風邪薬として有名なものは改源でしょうか。
ご参考になれば幸いです。
ひとつの理由はウイルスに暴露されやすい環境にいる事です。例えば銀行員(都市伝説かも知れません)。ただ社会生活を営む以上、ウイルスに暴露されないことは困難です。大学で風邪が流行ったりするのは、ちょうど年齢が若いことと、感染防御に対する意識が欠けるという事が重なるからでしょう。従って啓発は重要であり、たとえばインフルエンザの防御に関しては京都大学の保健室のホームページは良くできています。ちなみに慶応大学の保健室のホームページはこちらです。両方とも良くできていますが、みなさんのニーズを満たしているのかどうか。ポータル(表玄関)としての出来は今ひとつかもしれません。こういう隙を見つけたら、むしろみなさんが役立つ番(例えば新しいホームページを提案する)ですから頑張って下さい。
ふたつめの理由はウイルスがのどにアプローチしやすい理由があることです。
手洗いはちゃんとしてありますか?ジュースの回しのみをしていませんか?おはしを共有したりしていませんか?普段鼻呼吸をしていますか?おしゃべりに一生懸命になりすぎると鼻呼吸を忘れてしまいますよ。鼻はちゃんと通っていますか?(副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎などがないですか?)寝ているときに口を開けていませんか?通常、ライノウイルスは33度以上ではあまり増殖しないのだそうです。従って口です~す~息をしている方が粘膜の温度が下がるのではないかと思いますし、実際口呼吸をしている人の方がのどを痛めやすいと思います。もともとのどを保護している粘液が乾いて荒れやすい、そこに病原菌が付着したりウイルスが感染しやすいという理由があるのだと思います。
みっつめの理由は(すでに上にお示ししたような)免疫反応には個人差があって、例えばもっているIgAが多少不利であったり、唾液が少なかったり、あるいはあまりご飯を噛まない人でそのために唾液が相対的に少なかったりという理由があるのかもしれません。
<風邪の予防は出来るのか>
口からウイルスが入らなければ良いのですから、あちこちに触った手でものを食べたりしない、鼻をほじったりしない、ましてや爪を噛んだりしないなどの注意は最低限必要です。手はいつも洗っておきましょう。飛沫に関しては避けようがないと思いますけれど、空調の方向に注意しなるべく教室内では風下に座らないなど気をつけると良いかも知れません。ウイルスに暴露されてから15分以内ならば「塩水によるうがい」で感染予防ができるらしいですから、まめなうがいは効果があるでしょう。
<他にないの?>
なんだ、これだけか、と思うでしょう。
人により少し対処方法を変えますが、大体このくらい地道です。一次予防なんてものは。
では個別にどんなアドバイスをすることがあるのでしょうか。過去を振り返って、そして自分の経験からいくつか書いておくことにします。効いたよ、効かないよ、教えて下さい。
■マウスピースは効果がある場合がある。
口を開けて寝てしまうタイプの人には効果のある方法がこれです。実際自分も入れて寝ていた時期があります。口が渇かなくて良かったですよ。
■鼻づまりを治す。
鼻づまりがある人なら、耳鼻科に行けばムコダイン・オノンぐらいは処方して下さるかもしれません。判断は専門の先生にお任せしますが。
■イソジンうがいぐすりは避けた方が無難。
塩水の方が確実です。もともとのどが乾いて荒れている場合はそれを悪化させるので止めた方がよろしいです。
■ガムデンタルリンスノンアルコールタイプは効く。
イソジン同様、アルコール入りのマウスウォッシュは全部使ってはいけません。自分が使ってみて一番良かったのがこれです。ナイトなど余計な付加価値をつけた商品もありますが、オリジナルがベスト。
■エキナセアは効いた。
エキナセア入りのお茶などが売っていて、そんなに高価ではないけれど、効いた気がしました。どうしてかは知らない。
■カテキンとかプロポリスは自分はだめだった。
吸着作用のせいか、のどがかさかさしちゃってだめでした。プロポリスはのどがさらに荒れた気になって自分はだめでした。殺菌作用はあるはずなんですが。
■マヌカハニーは効いた。ハチミツも効く。
自分は効きましたね。高いけれど、マヌカハニー。でも偽物もあるかもしれないなあ。
■亜鉛は効いた気がする。
アメリカに良くあるんですが、風邪に亜鉛のサプリメント飲むんですよね。まあ過剰な免疫反応を抑制するのかも知れない。
■ビタミン類は効いたかどうか、わからない。
もともとビタミン慣れしてるせいか、自分には効果不明。
■ミントなどハーブ類は効く。
咳も止まりますしね。エッセンシャルオイル吸いすぎるとのど乾きますけれど。
■ヴェポライザーはもってます。
ヴェポライザーって吸入器の事。電機屋さんで売ってますよ。結構やってます。
■ツムラ小柴胡湯加桔梗石膏は好きです。
漢方薬なんですけれどね、麻黄湯とか葛根湯も使いますけれど、のどが痛いときには結構これです。
漢方薬局でも買えますが、「高価な」薬ですよ。
■鼻うがいも好きです。
鼻咽腔炎というのがあって、のどのちょっと上、鼻の裏側あたりが痛いときにはこれが効きますね。
塩水でうがいして下さいね。
とまあ、全部じゃないんですがリストにしてみました。
神経症的に多いですね!自分でもあきれました。
しかし、アメリカに留学している間、風邪で医者なんか行けないわけで、自分で研究してやってみた結果がこれです。市販の薬を入れてませんが、抗ヒスタミン薬が大嫌いなので私はお勧めしません。鎮痛・解熱薬は市販のもので良いと思います。抗ヒスタミン薬が入ってない風邪薬として有名なものは改源でしょうか。
ご参考になれば幸いです。
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鵜川医院ブログ: 社会人になって、のどから風邪を引きたくない人が実行すべき事 (via pinto)
今年は風邪をひかないようにしたいなあ。
冷え対策であったかいオイルヒーター的なサムシングが欲しい。